【4月12日】口の中の「小さな火種」が全身を襲う? 歯周病と向き合う
こんばんは。鍼灸院Nikoです。
今夜は「口の中」に少しだけ意識を向けてみませんか?
実は、30歳を過ぎた方の約80%が「歯周病」にかかっていると言われています。
あまりにありふれた病気ですが、最新の医学では、歯ぐきの炎症が単なる口の中の問題にとどまらず、私たちの全身の命に関わることが分かってきました。
1. 自覚症状がないからこそ怖い「サイレントキラー」
歯周病の恐ろしさは、初期段階で痛みがほとんどないことです。
歯と歯ぐきの間にたまったプラーク(歯垢)が炎症を起こし、歯ぐきが腫れたり血が出たりしても、つい「これくらいなら大丈夫」と後回しにされがちです。しかし、そのまま炎症が進むと、歯を支える骨が溶け、最終的には大切な歯を失うことになってしまいます。
1. 血管を通って心臓や脳、そしてお腹の赤ちゃんへ
歯ぐきで起きた炎症物質は、血液に乗って全身へと広がります。
これが糖尿病や肥満を悪化させたり、心筋梗塞・脳梗塞の原因となる「動脈硬化」のリスクを高めたりすることが明らかになっています。また、妊娠中の方が歯周病になると、低体重児出産や早産に繋がる場合もあり、お口のケアは全身のヘルスケアそのものなのです。
1. 東洋医学で見る「歯」と「巡り」
東洋医学では、歯や歯ぐきの状態は全身の巡り(特に胃や大腸の通り道)と深く関わっていると考えます。
手にある「合谷(ごうこく)」というツボは、お口周りの血流を整え、炎症を和らげるスイッチとしても非常に有名です。
・今夜のセルフケア:合谷の刺激
親指と人差し指の骨が交わる「Vの字」のくぼみを、反対の手でギュッとはさむようにして、30秒ほど優しく押してみてください。顔周りの緊張が緩み、お口の中の巡りも良くなりますよ。
健康を守るためには「早期発見」と「日々のメンテナンス」が欠かせません。
歯ぐきの健康を整えることは、一生美味しいものを食べ、元気に笑い、巡りの良い体で過ごすための大切な第一歩です。
今夜もお風呂でゆっくり温まって、穏やかな夜をお過ごしください。

