【3月18日】『お腹』を緩めると、春のイライラが収まるのか
こんばんは。鍼灸院Nikoです。
春らしい暖かな日差しにホッとする一方で、「なんだか些細なことでイライラしてしまう」「胃腸の調子がすっきりしない」ということはありませんか?
春はウキウキする季節のはずなのに、どうして心がトゲトゲしてしまうのでしょうか。
実はそのイライラ、東洋医学で見ると「お腹の硬さ」と深く繋がっているかもしれません。
本日は、春のイライラとお腹の不思議な関係についてお話しします。
■ 1. 春は「肝」が頑張りすぎる季節
東洋医学では、春は全身のエネルギー(気)や血をスムーズに巡らせ、感情を安定させる「肝(かん)」という働きが一番活発になる季節です。
しかし、春は環境の変化や寒暖差のストレスが多く、この「肝」がオーバーヒートを起こしやすい時期でもあります。肝がスムーズに働かなくなると、気の巡りが滞り、イライラや気分の落ち込みといった感情の乱れとして現れてしまうのです。
■ 2. 肝のストレスは「お腹」に八つ当たりする
ここからが面白いところなのですが、東洋医学には「肝気横逆(かんきおうぎゃく)」という言葉があります。
これは、ストレスでパンパンになった「肝」が、すぐ隣にある「脾(ひ)=胃腸などのお腹の働き」に八つ当たりをしてしまう状態のことです。
イライラしたり緊張したりすると、お腹が張ったり、お通じの具合が悪くなったり(便秘や下痢)した経験はありませんか?。
それはまさに、肝のストレスがお腹にダイレクトにダメージを与えているサインなのです。つまり、お腹が硬く張っている時は、気持ちもいっぱいいっぱいになっているかもしれません。
■ 3. 「お腹」を緩めて、心をほどく
春のイライラを鎮めるためには、頭で「怒らないようにしよう」と考えるよりも、八つ当たりされて硬くなった「お腹」を優しく緩めてあげるのが一番の近道です。
お腹の緊張がフッとほどけると、不思議と頭の中のイライラも静まってくるかもしれません。
春は心も体も揺らぎやすい季節ですから、イライラしてしまうご自分を絶対に責めないでくださいね。
今夜はお腹を温かくして、ゆっくりとおやすみください。

