【2月13日】肘から下のケア
こんばんは。鍼灸院Nikoです。
今週も一週間、パソコンやスマホの操作、本当にお疲れ様でした。
週末を前にして、「肩がパンパンで辛い」と感じている方も多いと思います。
でも、湿布を貼っても、マッサージに行っても、すぐにまた肩が凝ってしまう…。
その理由は、解剖学的に見ると「ケアする場所が間違っている」からかもしれません。
本日は、肩こりの犯人である、「前腕(ぜんわん)」の筋肉についてお話しします。
- 指を動かす筋肉は「肘」まである
少し専門的な話になりますが、私たちは指を動かす時、手のひらの筋肉だけを使っているわけではありません。
指を曲げる筋肉(屈筋群)は、指先から手首を通り越して、実は「肘の内側」まで伸びています。
試しに、反対の手で「肘の内側の肉」を触りながら、指をグーパーしてみてください。
肘の近くで筋肉がピクピク動くのが分かるはずです。
つまり、一週間キーボードを叩き続けたあなたの疲れは、指先だけでなく、この「肘から下(前腕)」にすべて蓄積されているのです。 - 「筋膜」が肩を引っ張り下げる
さらに重要なのは、この腕の筋肉が「筋膜(きんまく)」というボディスーツのような膜で、肩や首と直接つながっているといわれています。
腕の筋肉が疲労して縮こまると、この筋膜が強く引っ張られます。
すると、つながっている肩や首も強制的に前へと引きずり下ろされます。
これが、「腕が原因の肩こり」のメカニズムです。
いくら肩(被害者)を揉んでも、引っ張っている腕(犯人)を緩めない限り、肩こりは何度でも再発してしまいます。 - 「壁ドン」ストレッチ
前腕を伸ばすには、自分の体重を使うのが一番安全で効果的です。
【やり方】
- 壁の横に立ちます。
- 手のひらを壁にペタッとつきます。この時、指先が「後ろ(背中側)」を向くようにしてください。
- 肘を伸ばします。
- そのまま、身体を壁とは反対方向に少しねじります。
腕の内側から肘にかけて、心地よく伸びる感覚があれば正解です。
この状態で10秒間キープします。
ストレッチの後、腕をダラリと下ろしてみてください。
一週間、何万回もスマホやキーボードを叩いてくれた腕を労って、良い週末をお迎えください。

