なぜ、「お粥」を食べるのか?胃腸疲れをリセットし、“引き算”の食事術

こんばんは。鍼灸院Nikoです。

1月7日(水)。 今日は「七草粥」を食べる日ですね。 「朝に食べたよ」という方もいれば、「忙しくてコンビニのおにぎりで済ませた」という方もいらっしゃるでしょう。

この「1月7日にお粥を食べる」という風習。 単なる縁起担ぎだと思われがちですが、東洋医学的、そしてビジネスパフォーマンスの観点から見ても、非常に理にかなった食事法であることをご存知でしょうか?

■ 「胃腸」はエンジンのようなもの

年末年始の暴飲暴食に加え、今週から始まった仕事のプレッシャー。 内臓はフル稼働で疲弊しています。

東洋医学では、胃腸(脾胃)は「後天の気(エネルギー)」を生み出す工場とされています。 ここが疲れで機能不全を起こすと、新しいエネルギーが作られず、以下のような「ガス欠症状」が現れます。

  • 昼食後に猛烈な眠気に襲われる
  • 判断力が鈍り、何かをするのが億劫になる
  • 足が重くて、外に出て行く気力が湧かない

つまり、胃腸のコンディションは、そのまま「仕事の生産性」に直結するのです。 食事に気を使うのは、体型維持だけでなく、脳のスペックを落とさないためでもあります。

■ あえて「引き算」をする

七草粥の目的は、お正月の豪華な食事で疲れた胃腸を休めること。 つまり、「栄養を足す」のではなく「負担を引く」という考え方です。

もし、今日「お粥」を用意できなかったとしても構いません。 明日、以下の3つの「引き算」を実践してみてください。

  1. 「油」を引く:揚げ物や炒め物は避け、煮物や蒸し料理を選ぶ。
  2. 「量」を引く:腹八分目ではなく「腹六分目」に抑える。
  3. 「冷たさ」を引く:ビールや氷の入った飲み物を避け、常温か温かいものを飲む。

これだけで、内臓の休息時間は劇的に増え、寝ている間に修復作業が進みます。 結果、明日の朝の目覚め(リカバリー)が驚くほど変わるはずです。

■ 胃腸疲れに効く「万能のツボ」

デスクワーク中、「胃がもたれる」「お腹が張る」と感じた時に、すぐに押せるツボをご紹介します。

【足三里(あしさんり)】

  • 場所:膝のお皿の外側から、指4本分下がった向こう脛(すね)のすぐ外側。
  • 効果:胃腸の働きを整えるだけでなく、足の疲れを取り、免疫力を高める「長寿のツボ」として有名です。松尾芭蕉もこのツボにお灸をして旅をしたと言われています。

ここを親指でグーッと、少し響くくらいの強さで押してみてください。 胃が動く感覚があれば、効いている証拠です。

■ 週の後半戦を乗り切るために

「たかが食事」と侮るなかれ。 回復力は子どもの頃とは違います。 自分の身体をマネジメント(管理)できるかどうかが、仕事の質を左右します。

胃腸をリセットして、週の後半戦も軽やかに駆け抜けましょう!

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