鍼(ハリ)は使い捨てですか?

鍼は使い捨てです。施術の直前に開封しますから雑菌やウイルスが付着していることはありません。施設も清潔に保っています。術者の手も頻繁に消毒しています。

鍼は、注射針と違って細い(直径0.16mm)ため、抜いた後に出血しません。あるとしても、ごく微量ですぐに止まってしまいます。血液が出ないため、それだけを考えても感染のリスクが低いと言えます。もちろん、鍼の使い回しはしませんので、他の患者さんの病気が感染することもありません。

子供連れで通院できますか?

可能です。ただし、ベビーベッドなどのご用意はありませんのでご予約の際にご相談ください。

領収書は出ますか?

お支払い時に領収書をお渡しします(医療費控除にもお使いいただけます)。

専用用紙で必要な場合はお申し付けください。

保険は効きますか?

当院の鍼治療はすべて自費治療となります。保険適応ではございません。

クレジットカードは使えますか?

はい。お使いいただけます。

妊婦でも予約できますか?

妊娠中の方もお受けしております。

ご予約の際に「妊娠しています」とおっしゃってください。妊娠週数をお尋ねしますので正確な週数をお伝えください。

通院中のご負担を考えて、安定期以降(16W)~臨月直前(35W)までの方のみお受けしております。範囲外の方は付き添いの方とご一緒であればお受けすることがあります。

何歳から受けられますか?

幼児からお受けしております。

当日でも予約できますか?

空きがあれば可能です。直前ですと難しいことがありますので、お早めにLINEか、お電話ください。

用意していくものはありますか?

お薬を使っている方は、おくすり手帳か内容を確認できるものをお持ち下さい。

着替え(患者着)を用意しておりますので、普段通りの服装でお越し下さい。花粉症と慢性鼻炎の治療では、着替えずに治療を行う場合もあります。

服は脱ぎますか?

個室にて専用の患者着に着替えて頂きます。

患者着は施術部位のみ必要に応じて出すことができます。必要に応じて着替えをお願いしております。

着替えを必要としない場合はお着替えいただかないこともあります。

男性向けですか?女性向けですか?

性別関係なく受けられます。効果に男女差もありません。

利用者は若干男性の方が多くなっております。

ハリ治療は痛くありませんか?

頭痛・肩こり・めまい・突発性難聴・耳鳴・顔面神経麻痺」の治療では一般的な鍼灸用のハリを用いています。こうしたハリは注射と違って痛みはほとんどありません。痛みを全く感じることなく、鍼が入ってしまうこともしばしばです。鍼にも太いものから細いものまでたくさんの種類があります。当施設が使用する鍼は比較的細い鍼を使用しています。鍼は患者さんの体の状態によって長さや太さを使い分けています。

一般的なハリ治療と何が違うのですか?

当院のハリ治療は、活法(かっぽう)という古武術整体の影響を受けています。数ある整体の中でも活法は、人間の「動き」に着目した技術です。したがってハリ治療も「動きを整える」ことに重点を置いています。

ラクに動けるということは、関節や筋肉などの骨格が正常に働いている証拠です。ですから動きやすさは、体のコンディションの指標となります。

当院が得意とする症状は動きと無関係に思えるかもしれませんが、実はとても密接な関係があります。症状の背景には、筋肉や骨格の問題が潜んでおり、そこに内臓の調子まで絡んでいます。

お灸は使いますか?

当院は、はり専門ですのでお灸は使用しておりません。

薬を飲んでいても大丈夫ですか?

お薬との併用は可能です。ただし、どんなお薬を使っているのか、私どもも把握しておくことが条件となります。薬の影響を考慮しながら施術を行います。

通院によって症状が改善した際には、お薬を処方した医師に相談し、お薬の量と種類を見直して頂くようにしております。最終的にはできるだけお薬を使わないで快適に過ごせるようにサポートするのが私たちの仕事です。

妊娠中でも受けられますか?

副作用がないので妊娠中でも安全に施術を受けることができます。しかしながら通院中のご負担を考えて、安定期以降(16W)~臨月直前(35W)までの方のみお受けしております。

小児でも受けられますか?

小児鍼という小児用の特別な鍼がありますので受けていただけます。年齢や身体に応じた鍼を使用します。

誰にでも効果がありますか?

極めて稀なケースを除き誰にでも効果があると考えて間違いありません。効果がない場合は、難しい症状であることと術者(鍼灸師)のスキルが及んでいないことが考えられます。すべての方にはりきゅうの効果を実感して頂きたいと考え、日々の研修で技術を研鑽しております。

受けられない体質はありますか?

基本的にどなたでも問題ありません。鍼灸を受けられない体質は極めて稀です。そもそものお話をすると、お一人お一人の体質に合わせた施術を行うのが鍼灸です。事前の問診にて稀なケースはきちんと分かります。安心してご予約ください。

施術前後にお酒は飲めますか?

前後のお酒は控えてください。お酒が抜けていない状態では正しく症状を把握できません。ですから、飲酒後2~3時間の施術はお断りしております。また、施術後2~3時間も、施術後の体調をそのまま感じて頂きたいので飲酒はご遠慮下さい。

施術して痕(あと)が残ることは?

痕(あと)が残ることはありません。鍼はとても細いのでその位置に鍼をしたのかわからないくらいです。当院では現在のところ灸施術は行っておりませんが、灸も適切に行う限り火傷の痕が残るようなことはありません。

治った後の再発はありますか?

いったん症状がほぼ消えたあとも、生身の体ですから過酷な環境にさらされたり想定以上の負荷がかかれば再び同じ症状に襲われることはあります。再発予防のケアとして当院を利用することもできます。

痛くありませんか?

痛みはほとんどありません。痛みを全く感じることなく、鍼が入ってしまうこともしばしばです。鍼にも太いものから細いものまでたくさんの種類があります。当院で使用する鍼は比較的細い鍼を使用しています。鍼は患者さんの体の状態によって長さや太さを使い分けています(写真:上からマッチ棒、縫い針、鍼灸用の鍼。)

副作用はありますか?

東洋医学には副作用という考え方はありません。東洋医学の場合、症状に対して処方(ツボ選び)するのではなく、体全体を総合的に分析して処方します。ですから、症状が同じでも処方が同じになるとは限りません。また、違う症状でも同じ処方になることもあります。当院が事前に問診したり触診するのはツボ選びを間違わないためです。

治療に失敗して悪化することはありますか?

国家資格を持つ鍼灸師が担当しますから、安全性には問題がありません。悪化する可能性があるとすれば、刺激が多すぎる時です。1回の食事で食べられる量が決まっているように、治療におけるツボ刺激にも限度があります。その限度を超えた刺激を行うと体に負担がかかり症状が強くなる可能性があります。こうした状況を専門用語でドーゼオーバーと言います。

ハリ治療は最小の刺激で最大の効果を引き出すため、悪化の心配をする必要はありません。ただし、著しく疲労していたり睡眠不足が続いている時は、ちょっとした刺激でもドーゼオーバーになります。事前に必ずお伝えください。

他の治療院と並行して通院できますか?

治療の精度を上げるには、施術後のお体の変化を正しく知る必要があります。複数の治療を受けている場合、仮にそれぞれが良いとしても、何が効いたのか分からず適切な判断ができません。各施設が連係していなければ、不適切な施術をして症状を悪化させてしまうかもしれません。相乗効果を期待して複数の治療を並行して行うことは望ましくありません。

何回で効果が出ますか?

施術中に頭痛が軽くなります。ただし、微熱がある場合や疲労感が強い場合は、その場で痛みが軽くならないことがあります。睡眠を取ると違いがわかります。症状を根本から治すには、定期的な通院が必要です。少なくとも3回は必要です。しつこい慢性頭痛は、2~3ヶ月(10回程度)の治療期間を要することがあります。

薬と併用することはできますか?

できます。症状が軽くなったら担当医と相談して薬の量を減らしてください。最終的には薬を使わずに快適に過ごせる状態を一緒に目指しましょう。

通院ペースを教えてください

慢性頭痛を改善させるには、週に1回のペースで通院することをオススメします。症状の程度によって治るまでの回数は異なりますが、早い人でも3回は必要になるでしょう。その日の痛みを何とかして欲しい、というご要望の場合1回の治療でもお受けしております。いったん改善した後、お体のメンテナンスで通院する場合は、1ヶ月に1度を目安にしてください。

頭にハリを刺しますか?

頭にハリを刺すことは、ほとんどありません。手足のツボ、背中のツボを中心にハリをします。

1回の治療で使うハリの本数は何本ですか?

症状やお体の状態に合わせてハリを使うため、その回によって本数は異なります。目安は3~7本です。一本一本効果を確かめながら治療を進めていきます。ハリは多すぎると効果が分散するだけでなく、お体への負担が大きくなります。お体への負担を最小限に、効果を最大限に、という考えでハリを用いています。

一時的な効果ですか?

肩こり治療は、根本から肩こりを治すことを目的としております。1本1本のハリに対して変化を確認しながら施術を進めます。施術中に肩が軽くなるのがわかります。この軽さは、数日間は続くでしょう。

1週間程度すると、再び重さを感じてくるのですが、最初と比べて軽度であったり、範囲が狭かったり、位置が変わっていたりします。再びコリを感じるのは、1回の施術では原因を完全に解決できないからです。2回目の治療は1週間以内が理想です。残っている原因にアプローチし、さらに良い状態に導きます。原因の全てが解決できると、しつこい肩こりと完全にお別れすることができます。

気にならない程度まで改善した後は、ストレッチや運動などのケアで十分です。もし、自分では解決できないコリが出て来てしまった時はすぐにご相談ください。ひどくなる前であれば1回の施術で良い状態に戻すことができると思います。

いつから治療を始めるのがよいですか?

症状の兆しが出たらご予約ください。一般的な鍼灸治療では症状が出ていないうちに始めるのが一般的ですが、当施設では症状の時期に合わせて治療を開始します。症状が一番つらい時から始めても改善が見込めます。

何回で効果がわかりますか?

早い方でしたら1回目の施術で違いに気がつきます。一般的な鍼よりはジワジワと効き目が出てきますので、1~2日後には症状が緩和されていることに気がつくと思います。

なぜ治るのですか?

人の体には共通した特徴があります。鍼灸学的に言うと、特定のツボに反応(コリ)が出現しています。この反応(コリ)を緩めて血行の良い状態にすると、症状が消えていきます。