【8月27日】冷たいものが恋しい夏こそ、身体の声を聞いて
こんばんは。鍼灸院Nikoです。
8月27日、木曜日。
今日は「ジェラートの日」です。
1953年のこの日に、日本で映画「ローマの休日」が公開されたことにちなんで制定された記念日です。映画の中でオードリー・ヘプバーン演じるアン王女がスペイン広場でジェラートを食べるシーンが有名ですね。
まだまだ暑さの残る8月。
暑い日に食べる冷たいジェラートは、ひんやり甘くて、ちょっとしたご褒美にもなりますよね。
今日はそんな「冷たいもの」と、夏の身体についてお話しします。
夏になると、
「冷たい飲み物が手放せない」
「アイスを毎日のように食べている」
「食事より冷たいものが欲しくなる」
ということはありませんか?
もちろん、暑い日に冷たいものを楽しむこと自体が悪いわけではありません。
むしろ、暑い季節に「食べたい」「おいしい」と感じるものを楽しむことも、毎日の楽しみの一つです。
ただ、冷たいものが続くことで、胃腸が疲れているように感じたり、食欲が落ちたりすることがあります。
東洋医学では、胃腸は食べ物から身体に必要なエネルギーをつくる大切な場所と考えます。
夏は暑さで汗をかき、体力を消耗する一方で、冷たい飲み物や食べ物を摂る機会も増えます。
さらに冷房によって身体が冷えたり、外と室内の温度差に身体が対応し続けたりすることで、思っている以上に負担がかかっていることもあります。
そこで大切なのが、
「冷たいものを禁止する」のではなく、「冷たいもの以外も取り入れる」こと。
例えば、冷たいジェラートを食べた日は、食事に温かいスープや味噌汁を加える。
冷たい飲み物を一気に飲むのではなく、少しずつ口にする。
冷たいものを食べた後は、身体を冷房で冷やしすぎないようにする。
こうした小さな工夫で、夏の身体をいたわることができます。
そして今日は、もう一つおすすめしたいセルフケアがあります。
それは、お腹に手を当てて深呼吸すること。
仰向けになった状態で、おへその周りに両手をふんわり置きます。
鼻からゆっくり息を吸うと、お腹がふくらみます。
口から息を吐きながら、お腹がゆっくり戻っていくのを感じます。
これを5回ほど繰り返してみてください。
「お腹を動かそう」と頑張る必要はありません。
ただ手を当てて、自分の呼吸を感じるだけでも大丈夫です。
忙しい毎日の中では、自分のお腹がどんな状態なのかを意識する機会は意外と少ないもの。
食欲はあるかな?
冷たいものばかりになっていないかな?
ちゃんと休めているかな?
そんなふうに身体へ問いかける時間を、ほんの1分つくってみてくださいね。
8月も残りわずか。
夏の疲れが少しずつ表に出てくる頃です。
「最近ずっと身体が重い」
「食欲が落ちている」
「胃腸の調子がなんとなくすっきりしない」
「首や肩がこっている」
「寝ても疲れが取れない」
そんな時は、身体が「少し休ませて」と教えてくれているのかもしれません。
無理をして頑張り続けるのではなく、食事や睡眠、休息を少し見直してみましょう。
今日はジェラートの日。
「冷たいものを食べちゃった……」と罪悪感を持つより、
「おいしかった!」
と楽しんだ後に、身体もしっかりいたわってあげる。
それくらいのバランスで大丈夫です。
頑張ることも、楽しむことも、休むことも。
全部、自分の身体を大切にするための時間です。
今夜は一日の疲れをゆっくり手放して、心地よい夜をお過ごしください。
明日も皆さまが笑顔で過ごせますように。

