【8月4日】食事中の姿勢が首・肩こりにつながる?
こんばんは。鍼灸院Nikoです。
8月4日、火曜日。今日は「箸の日」です。
「は(8)し(4)」という語呂合わせから制定された記念日で、毎日の食事に欠かせない箸に感謝し、食文化を見直す日とされています。
普段何気なく使っている箸ですが、実は「どんな姿勢で食事をしているか」は、首や肩の負担にも関係しています。
今日は、食事中の姿勢と首・肩こりの関係についてお話しします。
食事をする時、スマートフォンを見ながら、あるいはテレビに顔を向けながら食べていませんか?
画面をのぞき込むように首を前へ出したり、片方の肘だけをテーブルについたりすると、首や肩の筋肉には少しずつ負担がかかります。
特に、首が前に出た姿勢は、頭の重さを首や肩の筋肉だけで支えようとするため、肩こりや首の張りにつながりやすくなります。
また、食事中に片側だけで噛む習慣があると、あご周りの筋肉の使い方に偏りが生まれ、首や肩の緊張につながることもあります。
意外なことに、あごを動かす筋肉と首・肩の筋肉は、身体の中で互いに影響し合っています。
「肩がこっているだけ」と思っていても、実は噛み方や食事中の姿勢が関係している場合もあるのです。
東洋医学では、食事は単に栄養をとる時間ではなく、身体の「気」や「血」をつくる大切な時間と考えます。
食べ物をしっかり噛み、落ち着いて味わうことは、胃腸の働きを助けるだけでなく、心と身体をゆるめることにもつながります。
忙しい時ほど、食事を短時間で済ませたり、スマートフォンを見ながら無意識に食べたりしやすいですよね。
そんな時は、ほんの少しだけ姿勢を意識してみてください。
今夜は、食事の時間にできる簡単なセルフケアをご紹介します。
まず、椅子に深く腰をかけ、足の裏を床につけます。
背筋を無理に伸ばす必要はありません。
頭のてっぺんを軽く上へ引っ張られているようなイメージで、首や肩の力を抜いてみましょう。
次に、食べ物を口へ運ぶ時は、顔をお皿へ近づけるのではなく、箸を使って口元まで運びます。
そして、一口ごとにゆっくり噛み、左右どちらかだけに偏らないよう意識してみてください。
噛む回数を数えなくても大丈夫です。
「いつもより少し丁寧に味わう」だけでも、食事の時間が身体を整える時間へと変わっていきます。
食後には、両肩をゆっくり上へ持ち上げ、ストンと落とす動きを3回ほど繰り返してみましょう。
肩の力を抜きながら、長く息を吐くことで、食事中に入っていた首や肩の緊張をやわらげることができます。
首や肩のこりは、仕事中の姿勢だけでなく、毎日の何気ない習慣が積み重なって起こることもあります。
食事の時間を少し見直すことも、身体をいたわるための大切なセルフケアです。
今日は箸の日。
いつもの食事を少しだけゆっくり味わいながら、首や肩にもやさしい時間を過ごしてみてくださいね。
今夜も心と身体をゆっくり休めて、穏やかな時間をお過ごしください。
明日も皆さまが笑顔で過ごせますように。

