【7月29日 】夏の胃腸をいたわる
こんばんは。鍼灸院Nikoです。
7月29日、水曜日。今日は「白だしの日」です。
「729」が「ひちふく」と読めることから、白だしを製造・販売した企業にちなんで制定された記念日です。
白だしは、だしの豊かな香りやうま味を生かしながら、料理をやさしい味わいに仕上げてくれる調味料です。
暑い夏は、そうめんや冷たい麺類など、さっぱりとした食事を選ぶ機会が増えますよね。
しかし、暑さが続くと「食欲がない」「食べる量が減った」「胃が重い」「なんとなく身体がだるい」と感じることもあります。
今日は、夏の胃腸の疲れと、身体を内側から整える食事についてお話しします。
東洋医学では、胃腸は食べ物や飲み物から身体を動かすための「気」や「血」をつくる大切な働きを担っていると考えます。
ところが、夏は冷たい飲み物やアイス、冷たい麺類を摂る機会が増え、さらに冷房の効いた室内で過ごすことで、知らないうちにお腹が冷えてしまうことがあります。
身体の表面は暑く感じていても、お腹に触れてみるとひんやりしている。
そんな時は、胃腸が冷えによって疲れているのかもしれません。
胃腸の働きが弱ると、食欲が落ちるだけでなく、身体に必要なエネルギーを十分につくれなくなり、疲れやすさやだるさにつながることもあります。
そこでおすすめしたいのが、だしの香りを生かした、温かくやさしい食事です。
たとえば、白だしを使った卵とじや、温かいお吸い物、やわらかく煮た野菜などは、食欲が落ちている時にも比較的取り入れやすいメニューです。
だしのうま味は、強い味付けをしなくても料理に満足感を与えてくれます。
暑い日こそ、冷たいものだけで済ませず、温かい汁物をひと品加えてみるのも良いでしょう。
また、食事をする時は、急いで食べるのではなく、ひと口ずつよく噛むことも大切です。
よく噛むことで食べ物が細かくなり、胃腸への負担を減らすことにつながります。
さらに、ゆっくり食べる時間は、忙しい毎日の中で緊張した心と身体を落ち着かせる時間にもなります。
今日は、夏の胃腸をいたわる簡単なセルフケアをご紹介します。
食後すぐではなく、少し時間を空けてから、おへその周りを手のひらでゆっくりとなでてみてください。
時計回りに、やさしく円を描くように触れていきます。
強く押す必要はありません。
手の温かさをお腹に伝えるような気持ちで、ゆっくりと呼吸をしながら1〜2分ほど続けてみましょう。
お腹を温めることで、冷房や冷たい飲食物で冷えやすい身体をやさしくいたわることができます。
夏は、暑さを避けることも大切ですが、身体の内側を冷やしすぎないことも大切です。
冷たいものを楽しんだ日は、温かいお茶や汁物を取り入れる。
食欲がない時は、無理にたくさん食べようとせず、消化しやすいものを少しずつ味わう。
そんな小さな工夫が、夏を元気に過ごすための身体づくりにつながります。
最近、食欲が落ちている、胃が重い、お腹が冷える、夏の疲れがなかなか抜けないと感じる方は、身体のバランスが崩れているサインかもしれません。
今日は白だしの日。
だしの香りにほっと心をゆるめながら、身体の内側にもやさしい時間を届けてあげてくださいね。

