【7月20日 】津液を潤す
こんばんは。鍼灸院Nikoです。
今日は海の日ですね。果てしなく広がる海を眺めると、心が洗われるような清々しさを感じます。
私たちの身体もまた、その約60パーセントが水分でできており、内なる海を湛えているといえます。
今日は、夏特有の喉の乾きと身体の潤いの関係についてお話しします。
東洋医学では、身体の中にある水分を津液と呼びます。この津液は、暑さや汗によって消耗されるだけでなく、実は冷房の効いた環境で過ごす時間が長いことでも、身体の表面からじわじわと蒸発し、不足していくという性質があります。
喉が渇いてから飲む水分よりも、唇が少し乾いたと感じた瞬間に補う水分の方が、細胞への吸収効率が高いといわれています。
喉の渇きは、すでに身体が脱水気味であることを伝える最終的なアラートです。
唇や口の中の乾燥は、いわば潮が引き始めた砂浜のように、身体の潤いが失われつつあるサインなのです。
今日は海への感謝を捧げる日ですが、皆さまの身体という内なる海にも、こまめな潤いの贈り物をしてあげてくださいね。
今夜は、身体の深部を潤し、暑さで疲れた内臓を整えるための水分の摂り方のミニケアをご紹介します。
冷たい飲み物を一気に飲むのではなく、常温の水を、一口ずつゆっくりと飲んでみてください。
こうすることで、舌の粘膜から水分が吸収され、身体が潤いを認識しやすくなります。もし可能であれば、一つまみの蜂蜜を溶かすと、より身体への浸透力がアップします。
最近なんとなく唇が乾燥する、夕方になると目が乾く、といった方は、身体の内なる海が少し干上がっているサインかもしれません。
ぜひ今夜は、一口ずつの潤い補給で、身体の中の巡りを満たしてあげてくださいね。
ゆったりとお休みください。

