【7月8日】「疲れという負債」を精算する
こんばんは。鍼灸院Nikoです。
7月8日、今日は質屋の日ですね。
大切なものを預けて必要な資金を得るという質屋の仕組みですが、私たちの身体も「エネルギーを預けて、健康を維持する」という、まさに質屋のようなバランスで成り立っています。
今日は「疲労という負債」と、身体の「利子」についてお話しします。
過度な労働や睡眠不足を「精(せい)」という、両親から受け継ぎ、一生かけて使うエネルギーの「元本」を切り崩す行為だと考えます。
疲れているのに無理をして活動を続けることは、まさに借金を重ねているようなもの。
最初は身体も頑張って利息(アドレナリンなどの興奮物質)で補ってくれますが、いつか必ず「過労」という形で返済を迫られます。
「睡眠不足の負債を解消するために、休日にまとめて長時間眠るよりも、短時間の『温かい足湯』をしてから寝る方が、疲労の返済率が格段に高い」という話があります。
足先を温めて血管を拡張させると、血液が心臓へ戻りやすくなり、身体が「もう休んでいいんだ」と判断して、より深い休息(副交感神経優位)に入りやすくなるからです。
一度にまとめて返済しようとするよりも、小まめに利息を減らすことが、身体の質屋を上手く運営するコツなのです。
疲労という負債を上手に精算し、明日への活力を確保するための「足首の温めリリースケア」をご紹介します。
お風呂上がり、ベッドに入る前に、両手で片方の足首をしっかりと握ります。
そのまま、足首をゆっくりと回しながら、足首の周りの関節をほぐしていきます。
足首には、全身の循環を司る大切なツボが集まっており、ここを触れるだけでも脳は「リラックスモード」に入ります。
回したあと、手で足首を包み込み、じんわりと温める時間を30秒作ってみてください。
「寝ても寝ても疲れが取れない」「なんとなく身体が常に借金を抱えているように重い」という方は、身体が精算のタイミングを知らせているサインかもしれません。
ぜひ今夜は、足首を丁寧にほぐして、「借金なし」の状態で明日を迎えられるよう、身体を整えてあげてくださいね。
おやすみなさい。

