【7月5日】身体の「エネルギー不足」を補う
こんばんは。鍼灸院Nikoです。
7月5日、日曜日。今日は「あ(7)な(5)ご」の語呂合わせで、穴子の日ですね。
うなぎに比べると脂質が少なく、あっさりとしていながらも栄養価が高い穴子は、胃腸が弱りがちなこの時期にぴったりの食材です。
今日は、夏に疲れを感じやすい理由と、「脾(ひ)のスタミナ」についてお話しします。
東洋医学では、夏の疲れの正体を「脾の弱り」だと考えます。
「脾」は消化吸収を司り、食べたものをエネルギーに変える工場のような場所ですが、暑さで汗をかきすぎると、
この脾の働きに必要な「気」と「津液(潤い)」が一緒に漏れ出てしまいます。
結果として、いくら栄養のあるものを食べてもエネルギーが工場で作られず、身体が空回りしてしまうのですね。
「穴子のようなタンパク質は、山椒などの『辛味』と一緒に摂ると、脾の消化スイッチが強制的に入り、栄養吸収率が格段に上がる」といわれています。
ただ食べるだけでなく、山椒のピリッとした刺激が胃腸の壁を適度に震わせ、滞っていた消化液の分泌を促すのです。
これは古人の知恵ですが、現代の私たちにとっても「食欲がないときの特効薬」になります。
夏のスタミナを落とさず、しっかりと身体にエネルギーを蓄えるために今夜おすすめしたいのが「お腹の『じんわり温め』ケア」です。
夕食後、温かいお茶などを飲んでリラックスした状態で、
手のひらを横向きにし、おへその下あたりを包み込むように置きます。
そのまま、呼吸に合わせてお腹を軽く膨らませたり、へこませたりする「腹式呼吸」を10回だけ行ってみてください。
この際、手のひらからお腹へ、温かいエネルギーが染み込んでいくようなイメージを持つのがポイントです。
脾の働きが落ち着き、食べたものがしっかりエネルギーへと変換される準備が整います。
「夏場になると、何を食べても体重が減ってしまう」「夕方になると、ふらっとするようなダルさを感じる」という方は、脾の工場が少しガス欠気味なのかもしれません。
ぜひ今夜は、旬の穴子でスタミナを補い、お腹を優しく温めて、明日への活力をしっかりとチャージしてあげてくださいね。
今夜は、お腹を優しくいたわって、健やかな眠りについてくださいね。

