【7月4日】身体の「余分な熱」を排出する

こんばんは。鍼灸院Nikoです。
7月4日、土曜日。今日は「な(7)し(4)」の語呂合わせで、梨の日です。

瑞々しい梨は夏の楽しみの一つですが、実は東洋医学の視点で見ると、果物は単なるおやつ以上の「薬」として重宝されてきた歴史があることをご存知でしょうか。


今日は、あまり知られていない「果物の『寒・涼・平・温・熱』という性質(四気)」と、身体の熱調節についてお話しします。


東洋医学では、食材には身体を冷やすものから温めるものまで、5つの性質があると考えます。

梨は「涼」の性質を持っており、身体にこもった余分な熱を冷まし、喉の渇きを癒やすのが得意です。

梅雨明け後のジメジメした熱気が身体に溜まり、なんとなくイライラしたり、口の中が渇いたりするときには、梨はまさに天然の解熱剤といえる存在です。


「果物の果糖は、食べる直前に少しだけ常温に戻すか、軽く加熱すると、消化酵素の働きが活性化し、内臓への負担を抑えつつ栄養が吸収されやすくなる」といわれています。

キンキンに冷えた状態で食べると、果物が持つ「身体を冷やす力」が強まりすぎて、

胃腸の動きを止めてしまうことがありますが、少し温度を上げるだけで、果物の「潤す力」だけを穏やかに身体へ届けることができるのです。


これからの季節、余分な熱を溜め込まず、上手に潤いを補給するためにおすすめなのが「果物の『温度合わせ』食べ」です。


冷蔵庫から出してすぐ食べるのではなく、食べる15分前には常温のテーブルに出しておき、軽く指で触れてみて、冷たさが少し和らいだタイミングで口にしてみてください。

もし余裕があれば、梨や桃を少量の水と一緒にお鍋に入れて、サッと温かいスープのようにしても絶品ですよ。このひと手間で、身体の中の「火」が静まり、驚くほどスッキリとした爽快感が得られます。


「暑さで夜も寝苦しい」「喉が渇くけれど、お水を飲んでも潤った気がしない」

という方は、身体の中に湿った熱が溜まってしまっているサインかもしれません。

ぜひ今日は、旬の梨を少しだけ常温で味わって、身体の内側から涼やかな風を通してみてくださいね。


季節の果物で身体を整えながら、ゆっくりとお休みください。

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