【7月3日】冷たいもので身体が冷える理由
こんばんは。鍼灸院Nikoです。
7月3日、金曜日。今日は「ソフトクリームの日」ですね。
暑い日に食べるソフトクリームは格別ですが、
皆さま、食べた後に「なんとなく胃のあたりが重いな」と感じたことはありませんか?
今日は、暑い夏に冷たいものを摂ったとき、私たちの身体の中で何が起きているのか、あまり知られていない「内臓の温度センサー」についてお話しします。
東洋医学において、胃腸は「温かい状態(温煦:おんく)」で最も活発に働く場所です。
ここに急激な冷たさが入ってくると、胃腸は「消化」を止めて、「温度を戻すこと」を最優先にします。
これが、冷たいものを食べた後に起こる「胃の重だるさ」や「なんとなくの眠気」の正体です。
ここで意外な知識を一つ。「冷たいものを食べたとき、内臓の温度を戻すために、
実は身体は『腎(じん)』というエネルギーの貯蔵庫から熱を取り出し、無理やり全身を温めようとする」という事実があります。
つまり、ソフトクリームで一時的に涼しくなる裏側では、身体が必死に体温を維持しようとエネルギーを消費しており、
結果として夏の疲れを加速させてしまっているのです。
冷たいものを楽しんだ後、身体の熱バランスを崩さないためにおすすめなのが「耳たぶの温めケア」です。
冷たいものを食べた後、両方の耳たぶを親指と人差し指でつまみます。
そのまま、耳の付け根から全体を優しく、じんわりと温めるように揉みほぐします。
耳には全身のツボが集まっていますが、特に耳の上部や中央は、自律神経や消化器系と深く関わっています。
ここを温めることで、脳が「内臓を温めるモード」に切り替わり、冷えのダメージを最小限に抑えることができますよ。
「夏場でも、冷たいものを食べるとすぐに胃が痛くなる」「冷えるのに、ついついアイスがやめられない」という方は、身体が少しエネルギー不足のサインを出しているのかもしれません。
もし冷たいものを楽しんだら、ぜひその後は耳を揉んで、内臓に温かい合図を送ってあげてくださいね。
冷たいものを楽しんだあとの少しのケアで、心身のバランスを整えてゆっくりとお休みください。

