【6月20日】「体」を湿気から守る
こんばんは。鍼灸院Nikoです。
6月20日、土曜日。今日は「健康住宅の日」だそうです。
住まいが快適であることは心身の健康にとって非常に大切ですが、今日は視点を少し変えて、身体を一つの「住宅」に見立てたとき、この梅雨時期にどんなお手入れが必要かをお話しします。
健康住宅には通気性が必要なように、私たちの体も「気の通り道」である経絡が湿気で詰まると、途端に居心地が悪くなってしまいます。
特に東洋医学では、脾(胃腸)が湿気を嫌う臓器だと考えられています。
住宅に例えるなら、脾は「建物の基礎と防湿材」。
ここが湿気でやられてしまうと、建物全体(全身)にカビが生えたように重だるく、家鳴り(関節痛や頭重)が起きやすくなるのです。
意外と知られていない知識として、「湿気は下から上へ昇る性質がある」ということがあります。
湿気が溜まると、足元から冷えが昇り、頭がボーッとする、思考がまとまらないといった「脳の結露」のような現象が起きます。
これこそが、雨の日に感じる不快感の正体です。
今日おすすめしたいのは「足首と膝裏の換気」です。
湿気は関節のくぼみに溜まりやすい性質があります。
夜、お風呂上がりに、膝の裏を手のひらで優しく上下にさするようにしてみてください。
膝裏には「委中(いちゅう)」という、余分な水分を排出するための大切なツボがあります。
ここをさすって温めることで、体という住宅の「床下換気」を行い、家全体の湿度を下げることができるのです。
「なんだか、体の中に湿気がこもっている気がする」「雨の日になると、古い傷が痛む気がする」という方は、ぜひ試してみてください。
家の窓を開けて風を通すように、関節をほぐして体の中の湿気を外へ追い出してあげましょう。
明日も皆さまが笑顔で過ごせますように。

