体の中の「化学反応」を整える
こんばんは。鍼灸院Nikoです。
6月19日、金曜日。新しい一週間を乗り切った方も多いのではないでしょうか。
今日は「理化学研究所創設の日」だそうです。
科学の力で未知を解明する理研のように、私たちの体もまた、日々精緻な「化学反応」を繰り返す小さな研究室のようなものです。
今日は、あまり語られることのない「身体のpH(酸塩基平衡)と、緊張の関係」についてお話しします。
私たちはストレスを感じたり、呼吸が浅くなったりすると、体内の血液がわずかに酸性に傾きやすくなります。
実は、このpHバランスのわずかな変化が、筋肉のコリや神経の過敏さと直結していることをご存知でしょうか。
血液が酸性に傾くと、体はそれを中和しようとして骨からミネラルを溶かし出そうとします。
これにより骨が弱まるだけでなく、体は「酸性になった環境を何とかせねば」と交感神経をフル稼働させ、さらに緊張が強まるという悪循環に陥るのです。
つまり、「筋肉がガチガチで解けない」というお悩みは、単なる疲れではなく、体内の「pH調整」が追いついていない状態とも言えるのです。
また、今日は「ベースボール記念日」でもあります。野球の試合が初めて行われたことにちなんでいますが、チームプレーが大切なように、体内の細胞たちもpHバランスを保つために「呼吸・腎臓・肝臓」というチームで連携しています。
このチームワークを助け、体内の化学反応をニュートラルに戻すために今夜おすすめしたいのが、「吐く息を長くする、4・8呼吸法」です。
- 鼻から4秒かけてゆっくりと空気を吸い込みます。
- その後、8秒かけてゆっくりと細く長く息を吐ききります。
吐く息を吸う息の2倍の長さにすることで、副交感神経が優位になり、体内の酸性化を抑えるための化学的なスイッチが入ります。
これは、どんな高価なサプリメントやマシンよりも、あなたの体そのものが持つ「調整機能」を呼び覚ます最強のメソッドですよ。
「なんだか、何をしても筋肉の緊張が解けない」「深く眠れない」というときは、体内の化学チームが少し疲れているのかもしれません。
ぜひ、呼吸法で体の中を少しだけアルカリ寄り(=リラックス)に傾けて、細胞たちに休息をプレゼントしてあげてくださいね。
本日もゆっくりとおやすみください。

