【6月12日】心と身体の「つながり」を整える
こんばんは。鍼灸院Nikoです。
大切な誰かとの絆を深めるのも素敵ですが、今日はまず「自分自身の心と身体」という、一番身近なパートナーとの絆を深めることについてお話ししてみたいと思います。
鍼灸師として多くの患者さまと接する中で感じるのは、不調の根本には「自分自身の心身へのいたわり不足」が隠れていることが多いということです。
特に東洋医学では、心と身体は「お互いに影響し合う親密なパートナー」だと考えます。
あまり知られていない知識として、「心(しん)」と「舌」の密接な関係をご紹介しますね。東洋医学では「心は舌に開竅(かいきょう)する」と言われ、心の状態は舌に現れると考えられています。
例えば、過度な緊張やストレスで心が疲れると、舌の先が赤くなったり、口内炎ができやすくなったりします。
逆に言えば、舌の状態を気にかけることは、自分の心の状態をいち早くキャッチする「心の検温」のようなものなのです。
また、今日は「日記の日」でもあります。アンネ・フランクが日記を書き始めた日だそうですね。日記は、その日の出来事だけでなく、自分の感情や身体のサインを書き留めておくことで、自分自身のトリセツ(取扱説明書)を作るのにも役立ちます。
忙しい毎日の中で、ほんの少しの時間でも自分の内側に目を向けることは、心のメンテナンスとしてとても大切です。
心身のパートナーシップを整えるケアとしておすすめなのが、「掌(てのひら)のセルフケア」です。
手のひらの中心には「労宮(ろうきゅう)」という、心と身体の疲れを取り除くツボがあります。
もう片方の親指で、ゆっくりと円を描くように優しく押してみてください。じんわりと温かさを感じたら、心がホッとして緩んでいるサインです。
相手を労わるように、自分の手で自分をケアしてあげてくださいね。
「最近、なんとなく余裕がないな」「自分の体の声が聞こえにくいな」と感じたら、それは心身のパートナーシップが少し離れかけているサイン。
そんな時は、今日ご紹介したケアを試してみてください。自分自身を一番に慈しむことが、明日を笑顔で過ごすための準備にもつながります。
今夜はゆっくりと休息をとってくださいね。

