【6月9日】体に溜まった滞り
こんばんは。鍼灸院Nikoです。
今日は「ロ(6)ック(9)」の語呂合わせから「ロックの日」ですね。音楽のロックも心躍りますが、考えると、私たちの体にある「ロック」……つまり、「筋肉や気の流れがロック(固まって)して動かなくなっている場所」を解除することが、健康維持には欠かせません。
今日は、意外と見落とされがちな「股関節周りのロック」と、それが及ぼす全身への影響についてお話しします。
■股関節は、全身の「要(かなめ)」
股関節は上半身と下半身をつなぐ最大の関節です。ここがスムーズに動くかどうかで、全身のエネルギー循環が大きく変わります
- 「ロック」の連鎖: 座り仕事などで股関節が長時間固定されると、周囲の筋肉が硬直し「ロック」がかかります。すると、その上下にある腰や膝、さらには肩までが連動して緊張し、全身の血流が滞ってしまいます。
- エネルギーの停滞: 東洋医学では、股関節周りには大切な経絡(気の通り道)が通っています。ここがロックされると、下半身の冷えやむくみだけでなく、骨盤内の血流が悪くなり、生理トラブルや胃腸の不調の原因にもなるのです。
- 心のロック: 股関節が硬い人は、無意識に「変化を恐れる」「保守的になる」という心の傾向が出やすいとも言われています。ここを緩めると、心も柔軟になりやすいのですよ。
■6月9日は「ドナルド・ダックの誕生日」
また、今日はドナルド・ダックの誕生日でもあります。
あのアヒルさんのような、少しおどけた軽快な歩き方。実は、骨盤を左右に揺らしながら歩く動作は、股関節を柔軟にするための理想的な動きに近いのです。少し大股で歩いたり、腰を回したりするだけで、股関節のロックはかなり解消されます。
■ 股関節を解放する「膝倒し(ひざたおし)」
寝る前に布団の上でできる、股関節のロック解除ケアです。
- 仰向けになり、両膝を立てて肩幅に開きます。
- 息を吐きながら、両膝をゆっくりと右側に倒します(できるだけ床に近づける)。
- 息を吸いながら戻し、今度は左側に倒します。
- これを左右交互に、呼吸に合わせて1分間ゆっくり繰り返します。
これだけで、骨盤周りの筋肉がほぐれ、股関節のロックが解除されて腰回りがスッと軽くなるのを感じられるはずです。
「最近、歩くのが億劫だな」「腰がなんとなく重いな」と感じたら、それは股関節が「ロックされているよ」というサイン。
まずは膝倒しストレッチで、優しく関節を緩めてあげてくださいね。
それでは、今夜は心も体もロックを外して、ゆっくりとおやすみなさい。

