【5月26日】心身の持久力を支える「ペース配分」
こんばんは。鍼灸院Nikoです。
今日は1923年の今日、世界で最も過酷な耐久レースといわれる「ル・マン24時間耐久レース」が初めて開催されたことにちなんだ「ル・マンの日」だそうです。
24時間という長い時間を走り続けるレースは、まさに持久力の勝負。
私たちの日々の生活も、ある意味では「人生という長距離レース」のようなものかもしれませんね。特に新生活の疲れが出やすい今の時期、アクセルを踏みっぱなしで走っていませんか?
本日は、自律神経を疲弊させないための「自分らしいペース配分」についてお話しします。
■ 24時間レースに見る「交感神経」の疲弊
ル・マンのレースでは、車にもドライバーにも極限の負担がかかります。私たちの体に例えるなら、常に仕事や家事に追われている状態は、エンジンの回転数を常にレッドゾーンで回し続けているようなものです。
•交感神経の役割: 緊張や集中を司りますが、24時間フル稼働させる設計にはなっていません。
•エネルギーの枯渇: 交感神経が優位な状態が続くと、体は「アドレナリン」を出し続け、休息に必要な「副交感神経」への切り替えができなくなります。
回復の遅れ: 結果として、深い眠りに入ることができず、翌朝の疲労感や「なんとなく重い」という不調につながります。
■ 5月26日は「源泉徴収制度」の開始日でもあります
また、今日は1947年に「源泉徴収制度」が始まった日でもあります。
あらかじめ税金が引かれるこの制度のように、私たちも「エネルギーが枯渇する前に、あらかじめ休息を引いておく(確保しておく)」ことが必要です。
疲れ切ってから休むのではなく、1日の中で小さな休息を小出しにすることが、自律神経を安定させる賢い「ペース配分」なのですよ。
■ 耐久レース後の「冷却(クールダウン)」ケア
過酷な日を走り抜けた心身へ、副交感神経を呼び戻す「クールダウン」を行いましょう。今夜おすすめしたいのは、首の後ろにある「天柱(てんちゅう)」へのケアです。
場所: 首の付け根、太い筋肉の外側のくぼみ。
やり方:
1 両手で頭を包み込むようにして、親指をこのツボに当てます。
2 頭の重みを親指に乗せるようにして、ゆっくりと5秒間押し込みます。
3 息を長く吐きながら、少しだけ頭を上に向ける(空を見上げる)と、より効果的です。
効果: ここを刺激すると、脳への血流がスムーズになり、高ぶった神経が落ち着きます。視界がクリアになり、心拍数も自然と穏やかなリズムを取り戻します。
「今日は最後まで走り切らなきゃ」と自分を追い込まず、途中でピットインしてタイヤ交換をするように、自分をいたわる時間を意図的に作ってあげてくださいね。
今夜はスマホを伏せて、ご自身の心拍が落ち着くのを感じながら、ゆっくりとお休みください。
明日も皆さまが笑顔で過ごせますように。

