【5月17日】高ぶった神経を「下」に逃がす
こんばんは。鍼灸院Nikoです。
今夜は心穏やかに過ごせていますか?
5月17日は「世界高血圧デー」に制定されています。血圧は私たちの自律神経と深く関わっており、特に「明日からまた仕事だ」と緊張感が高まる日曜日の夜は、無意識のうちに数値が上がりやすいタイミングでもあるんですよ。
本日は、明日を軽やかにスタートさせるための、自律神経と血圧を整えるヒントをお話しします。
1. 「頭」に血が上りやすい
「明日の会議の準備は大丈夫かな」「今週は忙しくなりそうだな」と、布団の中で考え事をしてしまうことはありませんか?
脳がフル回転すると、体の中のエネルギー(気)や血液は、どうしても頭の方へ集中してしまいます。
頭がのぼせて足元が冷えている状態では、脳が興奮して寝つきが悪くなるだけでなく、自律神経のバランスが崩れて血圧も不安定になりがちです。
明日をスッキリ迎えるためには、この「上に集まった熱」を足元へ引き下げてあげることが大切です。
2. 血圧と心を落ち着かせる「足のツボ」
今夜、おやすみ前にぜひ触れてほしいスイッチがあります。足の甲にある「太衝(たいしょう)」というツボです。
・場所の探し方
足の親指と人差し指の骨が交わる「V字」の谷間にあります。
・ケアの仕方
親指の腹で、足首の方に向かってじんわりと「痛気持ちいい」強さで3秒ほど押し、ゆっくり離します。これを左右3回ずつ繰り返してみてください。
ここは「肝(かん)」の昂ぶりを鎮める特効穴といわれ、イライラや緊張を和らげ、頭に上った血を下へ誘導する助けになります。
「足首回し」と組み合わせると、より巡りが良くなります。
3. 仕上げは「1:2の深呼吸」
ツボを刺激した後は、「1:2の呼吸法」で体をリセットしましょう。
仰向けに寝て、おへその下あたりに両手をそっと重ねて置きます。
鼻から4秒かけてゆっくり吸い、その倍の時間をかけるつもりで、8秒かけて口から細く長く息を吐き出してください。
吐く時間を長くすることで、活動モードの「交感神経」が鎮まり、休息モードの「副交感神経」が優位になります。
私たちは毎日、知らず知らずのうちに周りのペースに合わせて頑張りすぎてしまいます。
ご自身の体のリズムに耳を傾けて、「今夜もしっかり休める場所がある」という安心感に浸ってくださいね。
穏やかな夜をお過ごしください。

