【4月19日】繰り返す胃の不調。放っておけない「ピロリ菌」


こんばんは。鍼灸院Nikoです。
本日は「胃の健康」について、少し踏み込んだお話をさせていただきます。


健康診断などで「ピロリ菌」という言葉を耳にしたことはありませんか?
実は、胃がんを患っている方の約94%がピロリ菌に感染していたという報告があるほど、この菌は胃の健康に深く関わっているのです。


■ 1. 胃酸をものともしない、手強い生命力
本来、私たちの胃は強い酸性の「胃酸」で、外から入ってきた細菌を死滅させるバリア機能を持っています。しかし、ピロリ菌は自分の周りの胃酸を中和して中性に変えるという、驚くべき力を持っています。この力のおかげで、過酷な環境の胃の中に居座り続けることができるのです。


感染したまま放置すると、胃の粘膜が慢性的に炎症を起こし、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因になります。それが長い時間をかけて、胃がんのリスクを大きく高めてしまうのです。


■ 2. 慢性的な不調は「体のサイン」かもしれません


「なんだかいつも胃が重い」「胃もたれしやすい」
もしこうした症状が続いているなら、それは単なる疲れではなく、ピロリ菌が関係しているサインかもしれません。


検査は内視鏡だけでなく、息を吹きかけるだけの簡単な方法もあります。現在、慢性胃炎と診断された場合は保険適用で除菌治療が受けられますので、心配な方は一度、医療機関で医師に相談してみることをおすすめします。


■ 3. 胃の働きをサポートする「足三里(あしさんり)」


病院での治療はもちろん大切ですが、日頃から「胃の回復力」を高めておくことも重要です。


今夜、ゆっくり座っている時に試していただきたいのが、胃腸の働きを整える万能のツボ「足三里(あしさんり)」です。


・場所の探し方
膝のお皿のすぐ下、外側のくぼみから指4本分下がった、向こうずねの骨の外側にあります。


・ケアの仕方
親指の腹を当てて、ゆっくり息を吐きながら3から5秒ほど垂直に押してみてください。反対側も同様に行います。


ここを刺激することで、胃の血流が良くなり、消化吸収を助けるスイッチが入ります。

「最近、胃に負担をかけていなかったかな?」
そんな少しの気づきが、一生モノの健康を守る第一歩になります。

今夜も暖かくして、ゆっくりとおやすみください。

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