【4月17日】紫の力
こんばんは。鍼灸院Nikoです。
今日、4月17日は「よ(4)い(1)な(7)す」の語呂合わせから、なすび記念日なのだそうです。江戸幕府を開いた徳川家康が、初物のなすをこよなく愛したという歴史にもちなんでいるそうですよ 。
最近「なんだか頭がのぼせる」「目が疲れて重い」と感じている方も多いのではないでしょうか。本日は、そんな今の時期にぴったりの「なす」の知恵についてお話ししますね。
■ 1. 目の疲れを癒す「紫の魔法」
なすの皮の鮮やかな紫色は、ナスニンというポリフェノールの一種です。
これには強い抗酸化作用があり、パソコンやスマートフォン、さらに今の時期は花粉の影響でダメージを受けやすい「目」の疲れを癒してくれる働きがあります。
東洋医学では、春は「肝(かん)」がよく働く季節ですが、肝の疲れはダイレクトに「目」に現れます。なすを食べることは、頑張っている肝や目を内側からサポートすることに繋がるのです。
■ 2. 春の「のぼせ」をクールダウン
春は自然界の陽気が上昇する時期です。私たちの体も、熱やエネルギーが頭の方へ昇りやすく、イライラしたり、フワフワとしためまいを感じたりすることがあります。
なすは東洋医学で「涼性」の食材とされ、体内にこもった余分な熱を優しく冷ます作用があります。春の陽気で昂った神経を落ち着かせ、血圧を安定させる「コリン」という成分も含まれているため、自律神経が乱れやすい今の時期にはとても理にかなった食材なのです 。
■ 3. 栄養を逃さないコツは「皮ごと」
なすの栄養の主役であるナスニンは、皮に集中しています。また、水に溶け出しやすい性質があるため、水にさらす時間は短めにするのがポイントです。
蒸したなすに、気を巡らせる生姜や大葉を添えて、さっぱりと召し上がってみてください。
今夜も足元を温かくして、穏やかな夜をお過ごしください。

