【4月7日】薬に頼りすぎない「乗り物酔い」対策
こんばんは。鍼灸院Nikoです。
これからの時期、お子様の遠足や、週末のご家族でのドライブなど、乗り物で移動する機会も増えてくるのではないでしょうか。
楽しいはずのお出かけですが、乗り物に弱い方にとっては「酔ったらどうしよう」という不安がつきものですよね。
この不安感も自律神経を乱して酔いを引き起こす一因にもなってしまいます。
本日は、乗り物酔いのメカニズムと、移動中に道具なしでできるセルフケアについてお話しします。
■ 1. 脳が「混乱」しているサイン
乗り物酔いは、医学的には「動揺病」と呼ばれます。
耳の奥にある三半経管が感じる「揺れ」の情報と、目から入ってくる「動いていない(車内の景色)」という情報。この2つのズレに脳がパニックを起こし、自律神経がパニックを起こしてしまう状態です。
これに加えて、車内のにおいや温度、そして「酔うかもしれない」というストレスが引き金になり、冷え汗や吐き気を引き起こしてしまいます。
■ 2. 酔いを感じたら「ゆるめる」と「リフレッシュ」
もし移動中に気分が悪くなってしまったら、まずは以下のことを試してみてください。
・洋服をゆるめる
ベルトやボタンを外し、風通しを良くして呼吸を楽にしましょう。
・シートを倒してリラックス
「深い呼吸」や「みぞおちの力を抜く」姿勢をとることで、過敏になった神経を落ち着かせることができます。
・外の空気を吸う
窓を開けて換気をしたり、遠くの景色を眺めて目からの情報を整理しましょう。
■ 3. 手首にある「内関」と「外関」
乗り物酔いの緩和にとても効果的なのが、手首にある2つのツボです。
・内関(ないかん):手の平側、手首のシワの中心から指3本分ひじ側へ進んだ場所。
・外関(がいかん):手の甲側、内関のちょうど真裏にあたる場所。
この2つを親指と人差し指で挟むようにして、深呼吸をしながら3〜5秒ほど優しく押してみてください。
内関は、自律神経をリラックスさせ、胃からせり上がってくるような不快感を鎮めるスイッチです。
「薬を飲んだから大丈夫」という安心感も大切ですが、自分の指先一つで体を整えられる知恵を知っておくだけで、旅の不安はずっと軽くなりますよ。
今夜もゆっくりとお休みください。

