【4月3日】座りっぱなしの体を労わる小さな習慣
こんばんは。鍼灸院Nikoです。
ここ数年、テレワークが定着して通勤の負担が減った反面、「気がつけば1日中、家の中で座って過ごしている」という方も多いのではないでしょうか。 パソコンに向かって一生懸命お仕事をされている皆様、今週も本当にお疲れ様です。
本日は、そんな在宅勤務をされている方へ向けてのお話です。 私からの結論を先にお伝えすると、お体を守るために一番大切なのは「30分に1回、ただ立ち上がって少し動くこと」です。
■ 1. 日本人は世界で一番「座っている」?
オーストラリアの研究機関が世界20カ国で行った調査によると、日本の成人が平日に座っている時間は「平均7時間」で、なんと世界最長なのだそうです。
さらに、1日11時間以上座っている人は、4時間未満の人に比べて将来的な健康リスクが40%も高まるという報告もあります。ふだん運動を心がけている方であっても、座りっぱなしの時間が長すぎると、生活習慣病や認知症、気分の落ち込みなどに繋がる可能性があると言われています。
■ 2. 体の巡りが「渋滞」を起こしてしまう
東洋医学の視点から見ても、同じ姿勢で長時間じっとしていると、体の中の「気(エネルギー)」や「血」の巡りが、淀んだ水のように滞ってしまいます。 この巡りの悪さが、肩こりや腰痛だけでなく、全身のだるさや自律神経の乱れといった、さまざまな不調の種を育ててしまうのですね。
■ 3. こまめに「伸び」をしてリセット
「寿命が縮む」とまで言われると少し怖くなってしまいますが、解決策はとてもシンプルです。仕事や家事の合間に、意識して「立つこと」を取り入れるだけで、体への負担はグッと減らすことができます。
- 30分に1回は立ち上がる:スマホのタイマーなどを活用するのもおすすめです。
- 伸びをする:立ち上がったついでに、両手を上にぐーっと伸ばし、深く呼吸をしてみてください。
- 立ったままの作業を取り入れる:時々はスタンディングデスクなどを活用し、姿勢を変えてみるのも良いですね。
お仕事に集中していると、つい時間を忘れて画面に見入ってしまいますよね。 でも、時にはご自身の体のために、あえて作業を中断して立ち上がってみてください。「立って動く」というほんの少しの意識が、淀みのない、心地よい体を作ってくれますよ。
新年度の最初の1週間、皆様お疲れ様でした。 今夜はゆっくりとお風呂に浸かって、穏やかな週末をお迎えください。


