このページは、鍼灸院(しんきゅういん)で初めて治療を受ける方のために作成しました。当院は、鍼灸未経験の患者様も積極的に受け入れております。初心者にやさしい鍼灸院です。
「鍼灸」の読み方
鍼灸は「しんきゅう」と「はりきゅう」、どちらも正しい読み方です。
鍼灸院は「しんきゅういん」と「はりきゅういん」のどちらも正解です。
鍼灸師は「はりきゅうし」と呼んでも間違いではありませんが「しんきゅうし」を呼ぶことの方が多いです。
鍼灸をするのは誰?
鍼灸は医師と鍼灸師のみ許されている治療法です。正確には「はり師」と「きゅう師」の2つの免許ですが、合わせて「鍼灸師(しんきゅうし)」と呼ぶことがほどんどです。
「はり師」「きゅう師」は養成学校で単位を取得し国家試験に合格した者だけが取得できる免許です。取得には最低でも3年の期間が必要です。
どんな症状に効くの?
鍼灸の効果は幅広く様々な症状に対応することができます。
当院では腰痛、頭痛、運動器疾患を得意としております。
詳しくはこちらのページをご覧下さい。≫適応症状
鍼は痛くないの?
当院で使用する鍼は、国内でよく使われている一般的なものです。とても細く、髪の毛くらいの太さしかありません。直径は0.16mmです。もし注射の針を想像されているなら、全く違うものです。
鍼メーカーもできるだけ痛みの少ない鍼を開発しています。完全に無痛とは言い切れませんが、極めて微細な感覚です。ほんの少し「チクッ」と皮膚を突かれる程度です。爪楊枝の先っぽで皮膚を突いてください。その程度です。
鍼が抜けなくなることは?
刺した鍼が抜けなくなることは絶対にありません。刺さった鍼が折れてしまうことも絶対にありません。鍼は、必ず抜けるように、絶対に折れないように作られています。
鍼で感染することは?
鍼は使い捨てです。施術の直前に開封しますから雑菌やウイルスが付着していることはありません。施設も清潔に保っています。術者の手も頻繁に消毒しています。
鍼は、注射針と違って細い(直径0.16mm)ため、抜いた後に出血しません。あるとしても、ごく微量ですぐに止まってしまいます。血液が出ないため、それだけを考えても感染のリスクが低いと言えます。もちろん、鍼の使い回しはしませんので、他の患者さんの病気が感染することもありません。
悪化することはないの?
鍼治療は極めて安全性の高い治療法です。もちろん、知識のない者がむやみに鍼を使えば危険であることは言うまでもありません。鍼治療ができるのは医師と鍼灸師のみです。
患者様に危険が及ぶような行為や、症状が悪化するリスクのある治療は行っておりません。当院でも次のことを確実に守っています。
1.危険な場所に鍼を刺入しない
2.適切な刺入深度を守る
3.多すぎる刺激によって体を疲れさせない
また、鍼治療には副作用がありません。鍼治療では消毒以外の薬品をいっさい使いません。副作用のない治療をお探しの方にとっては最善の選択となるでしょう。
症状がない時でも受けてよい?
症状が強く出ている時に受診すべきか、落ち着いている時に受診すべきか、迷うかもしれません。どちらでも大丈夫です。行ける時に行くのが一番です。
頭痛を例に説明します。
通院を強制することはありませんので、初回はお試しのつもりでご利用ください。
※花粉症(アレルギー性鼻炎)は5回を1タームとしているので、最低5回の通院が必要です。
1回の施術時間は何分くらい?
初回は90分程度かかります。問診、着替え、施術、お会計、次回のご予約など、来院からお帰りまでの時間です。2回目以降は60分程度です。
施術時間は一定ではありません。その時のお体の状態に合わせて行うためです。直ちに好転した場合は(余計な刺激で回復を妨げないために)早めに終了します。
鍼(はり)専門
当院は「鍼灸院」と名付けていますが鍼専門です(灸治療は行っておりません)。機械をいっさい使わない純粋な鍼治療です。鍼の技術の向上に力を入れております。
鍼の専門家をお探しの方にとって、当院は間違いなく最適な選択となるでしょう。一般的な鍼灸院では難しくても、鍼専門の鍼灸院であれば可能なことがあります。
ご予約の方法(完全予約制)
1.電話をかけるorネット予約する
当院は完全予約制です。来院前に必ずご予約ください。当日でも空きがあれば対応できます。
お電話の場合は「ネットを見ました。予約したいのですが…」とお話ください。紹介者がいる場合は、「○○さんの紹介です」とおっしゃってください。
ご予約時には1~3をお尋ねします。
1.症状
2.お名前(フルネーム)
3.緊急連絡先(携帯電話など)
2.予約の当日
お時間に遅れないように余裕をもってお越しください。ご予約時間の5~10分前がちょうどよいです。遅れる際には必ずお電話ください。